top of page
執筆者の写真 Jiro Sakamoto

お金をかけずに海外でホームステイができるウェブサイトWwoof, Workaway, HelpX,などについて、違いなどを解説

更新日:2019年12月23日

僕は、約5年にわたる海外放浪の時、極力低予算で行く必要があったため。そのノウハウにものすごく長けています。















実際に自分の実績を言うと、約5年間の海外放浪をざっくり300万円程度でやりました。(当時は円がかなり強かった事情もありますし昔のほうが世界中で物価が安かったりした事情もありますので今では同じレベルのことはできないかもしれません)


けして物価の安い国だけを旅行してたわけではなく、ときとして物価の高い国、例えばスイスなどにも一か月くらい行ったことがあります。


もちろん、普通のレベルの旅行だったら格安旅行でも僕くらいの予算で抑えることはかなり難しいですので、


野宿、ヒッチハイク、誰かの家に泊めてもらう、とりあえずひたすら歩く・走る、労働してお金を稼ぐ(ワーホリ)、乗り合いシェア、ワークエクスチェンジ、時としてゴミ漁りなど


こんなことをいつも複合して、生きてました。

もちろんやり方によってはこれより安く行けることもあると思います。


このシリーズではそんなノウハウを少しでも享受できたらなと思いまして執筆してみようかなと思います。


さて、まず、今回はワークエクスチェンジというものを解説したいです。


ワーキングホリデーなどでもよいですし、普通の観光客としてもよいですが、長期でもっとその国の文化に触れたい人向け、ワーキングホリデーなどで一か所で長期滞在したい人向け、一日数時間のお手伝いをすることによって無料で住む場所や食事を提供してもらったりすることです。

そこでホームスティやファームステイを受け入れてる人のお手伝いをしたりしてその文化や有機農業のノウハウを学んだりする目的を持っている人もいます。


僕も海外放浪時代はこうやって農村で受け入れてもらったこともあるし、逆に今ではホストとして受け入れてはヘルパーとして働いてもらったりもしています。

いづれにしても普通の旅行以上にもっとディープな体験になることは間違いなし。



海外バックパッカーたちの中でもWork-Exchangeという言葉は一つの旅行スタイルとして確立されていて、ギャップイヤーの若者、ノマドワーカー、また家族での利用もあったりしています。


観光地ばかり巡るようなバックパッカー、旅の途中にでもこういうものをアレンジして、一つの場所に滞在するのも別の刺激や別の視点で見えるのでよいのではと思います。



そのプラットフォームはいくつかあるのですが代表的なものだけを紹介します。

これを読んで是非やってみたくなった方、是非チャレンジしてください。


いづれにしても相場感でいえば1日2時間(週14時間程度)が宿泊代の対価、そして+1時間働くこと、一日3時間(週20時間~25時間)で食事つきが相場になっているようです。


つまりこの相場観を知っておくと、誰か家なき子を無償で受け入れたときに恩返しで働きたいといわれた場合において上記のアイデアを提供したり、逆に地球のどこかで泊めてもらったりお世話になったときは上記の労働対価で恩返しするというのもよいのではないかと思います。





WWOOF

(Worldwide Opportunities on Organic Farmsの略称)

最も古いワークエクスチェンジのプラットフォーム、日本でも1994年より受け入れていて世界中60か国以上で展開されている

元々は1971年にイングランドで有機農業を支援する活動からの発足なので、受け入れ先は有機農家、そしてボランティアワーカーは有機農業を学びたい意欲の高い人がベースになっているけれど、近年はあまり関係なくなっている。

手作業による農業などが多いため全般的に労働時間はやや長めの設定。なので有機農業に関心がある人が使ってることが多い。


年会費

国によりけりで日本の場合5500円、2年目安くなる。

ホストも有料登録、WWOOF Japanでは年間8500円からスタートで2年目からは安くなる

これはインターナショナルのメンバーとして入れない、WWOOF JapanやWWOOF Canadaなど、国をまたぐときは別で登録する必要あり。

なので必然的にたくさんの国をまたぐバックパッカーよりも一か所の国に長くいるようなワーキングホリデーなどの人がおおく、年会費が他より高いだけあってメンバーの質も他とは少し違う傾向あり。

(高いからよいワーカーが来るとは限らない)



WorkawayとHelpX

二つとも同じようなウェブサイトでWwoofと違い、年会費を払えば世界中色んなところでワークエクスチェンジができます。ボランティアも農場、ゲストハウス、調理補助、ベビーシッター、ペンキ塗りなと、、、他にも多種多様。リストはかなり多いです。


料金

Workaway 42USD (1年)

HelpX 20Euro (2年)

ホストはどちらも無料


Hippo Help

2017年より始まった新しいウェブサイトなのでまだまだリストは少ない

僕も利用はしたことないけれど年会費は無料、マップによる検索がしやすいとの評判



その他

World Packers, Volunteers Baseなど






どんな人が利用してる??

僕はホストとしてWorkawayもHelpXも現在は登録していて色んな人を受け入れていますが。

僕のキーワードが『お茶、山奥、無農薬、農業、旅人』だったりするので、来る人は基本的にみながみな日本のことを深く知りたいという人が多いです。

お茶、禅、ヨガに興味ある人が多く、ベジタリアン率はものすごく高い印象です。

年齢では一番多いのは20代、みんなものすごく賢い人ばかり、また30超えている人の場合はクセの強い人が多い印象。

日本語も日本の文化も普通の日本人より熟知していたり、今では日本語かなりペラペラのフランス人が来ても驚くことないくらいです。

基本的に外国人ばかりです・・・本当はもっと日本人ヘルパーに来てほしいのですが・・・。


Work-Exchangeは海外では一応働けるビザなしでは違法になります。

ワーホリビザを持っていればなんの問題もないですが、働いて何か対価をもらうというのは労働になってしまうそうです、友人のお手伝いであってもそうです。

しかし、こういった良い活動を法で取り締まるのも何とも言えないし、小さいことだから目をつぶってる状態かなと僕は認識してます。

近年日本でも大幅に外国人労働者受け入れが始まったことにより、こういうところの公的な取り締まりも一応去年あっています。だからホームページ上でもなんだかあやふやな表現がおおかったり、ビザを持っている人だけしか働けないように設定されていたり・・・ワークエクスチェンジの体系を維持するのも表向きには難しいのかなと思います。

まあ建前と本音ということばがあります、ここでは深く書けませんが・・・

とりあえず、ワークエクスチェンジで他の国へ入国する際など、馬鹿正直にボランティアします、なんてのも言わない方がいいです、僕の友人などイギリスへいってそれで入国できずに帰ってきたりなんかしている人もいますし・・・・




最後に

旅行者の立場でいえば有機農業に特に関心があればもちろんWWOOF、そうでなければWorkawayやHelpXで良いと思いますが、傾向として安い、もしくは自由度が高いものは利用者でも込み合ってる傾向はあります・・・需要と供給を考えて使い勝手が良いものを登録するのが良いかなと思います。

また、とりあえず低予算で世界一周したい人など、無料のものに登録くらいはしていいんじゃないかなと思います。

それからホストやってみたい方、農業などやってる人、お手伝いさんが欲しい人など、是非登録して国際交流なんてのも面白いかとおもいます。

興味持たれた方是非



閲覧数:702回0件のコメント

Comments


bottom of page