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執筆者の写真 Jiro Sakamoto

出版社が決まりました。

今年のチャレンジ、本を出版したいという事でしたが、クラウドファンディングからも125名と応援いただき、その後も順調に事が進んでおりました。


まず、クラウドファンディングが終了する時くらいに数社からのオファーを頂きまして。

全部話を聞いてみた上で、この出版社にお願いしようという事で話が決まりました。


そして会社の方からも正式に公表してよいとのサインが出ましたので公開します。


こちらの会社です。


書肆侃侃房

「しょしかんかんぼう」と読みます。(なんだか出版社名には難しい漢字が使われてる傾向が多い気がする)


いくつかの会社から似た条件のオファーを頂いて、お話しを聞いた結果こちらの出版社における僕の印象は「売れる本」ではなく「いい本」を作ろうという指針を持っているという事。商品ではなく作品です。


そして同じ福岡県であるということ、筆者の色を大事にしてくれる出版社であるということを感じました。実際にその代表の方はわざわざ茶屋敷に泊まりに来てくれて、ここの住人達と交流していって、僕の主観でも仲間達からもすごく素敵な人だということで彼らからプッシュされた部分もあります。


僕は元々は自費出版の予定で始めたクラウドファンディングだったのですが、前回のクラウドファンディングの途中にまさかの子供が出来てしまったことにより、その後資金は集まったとはいえ正直言って不器用な僕にとって気持ち的には出版にフルコミットが難しくなってしまった事、そう考えたらやはり今回のオファーは凄くありがたいことです。


さて、今回頂いたオファーは僕の自己負担がないような商業出版という事ではなく、言葉は正しいかどうかわからないですが「共同出版」といった感じです。


例えば、1000冊を僕が8掛けで買い取ることによって2000冊ほど世に出版することが出来るらしい。


つまり出版社的には一冊1500円くらいだとしたら120万円くらいで僕が1000冊買い取ることによってその資金によって2000冊発行できるという仕組みという事だと思います。


大して名のある発信者でもない超弱小事業主である僕の本を商業出版で是非出させてほしいという出版社なんてさすがにいないわけであり、、、ちゃんと身の程を考えたした上でここら辺で納得するべきだと思いました


かといってこのオファーでもさすがに120万という額は僕にとっては簡単に決断できる額ではなく。だけど皆さんから支援いただいてできたお金の76万円があるからこそその決心が出来たわけです。


僕の視点からいけば

1000冊を在庫として僕が持つ場合、約40~50万円をこちらにつぎ込み、損益分岐点が266~333冊売り切る事、もし全部売切れれば100万前後プラスになるといった感じです。

もしそれが実現したら茶屋敷の屋根の修理費用にしたいと思っています。


全部クラウドファンディングに頼ってのプロジェクトではなく、ちゃんとクラウドファンディングの資金が使われ、それでは足りない分をプロジェクト主の僕が身銭きってチャレンジをするといった、クラウドファンディングとしてはかなり適切な活用かなと思っていますし、僕ぐらいの規模感の人が実際に本を出版する目標をかなえる。ちゃんと身の程を知った上でその夢をかなえる、勇気を貰えるツールとしてクラウドファンディングの活用ってのも割と理にかなってるなと我ながら思いました。


編集、デザイン、構成、販売とプロの出版社のバックアップは本当に心強い!!

今、地道に文章の構成や編集など出版社の方と連絡取りながらやっております。今年中には皆さんのお手元に届く予定ですのでどうぞお待ちください






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