今回は、自分の体験から、どうやって、もともと人の流れがなかったところに人を連れてきているのかについてシェアしたいと思います。
注)このトピックは主に営業や売り上げなど、お金を稼ぐことの話なのでそういう話がいやな方はどうかこれ以上読むのをやめていただけたらありがたいです。
広がれ、限界集落ゲストハウスの輪!!
📷 観光地や都会でもないところで、山奥・里山・限界集落に人を連れてくる、そしてそこで宿業を生業とするのはなかなか簡単なことではありません。しかし、一定数、何もないところ、観光地や都会などありきたりなところから外れたい層というのは存在します、要はそういう人たちに届くアプローチをすることだと思います。魔法でもなんでもありません。 とはいえ今現在、正直に言って天空の茶屋敷は、こんなところでまあよく集客できてる方だと思いますが、とても僕自身宿業一本でやっていけるほどに十分ではありません。時々地域で農業や家事を手伝うなんでも屋のようなアルバイトをしたり、ごくまれに地元団体などからガイドや通訳として利用していただいたりしています。後はお茶を農業したり売ったり。 独り身だしミニマリストなので今ぐらい収益で余裕な生活ができるのですが、今現在の状態で仮に家族を持つとなると考えたら・・・・まだまだ営業努力は必要です。 だけどいったん人の流れができてしまうとそこに来る客層は凄くいい人なので、まあそれなりに余裕をもってやれると思います。とにかく、今後営業努力を怠るようなことをしなければまあ大丈夫かなと思ってます。
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山奥のゲストハウスにおける集客方法 虎の巻、その壱、しっかりとコンセプトを打ち出すこと
その宿の何が強みなのか・・・そこを明確にすること。うちの場合でいえば・近くにスーパーやコンビニなどがない非日常、最寄りのバス停まで車で30分、駅までは1時間、そんな秘境 (必要とされれば駅まで送迎に出ています)・山奥の一番上の大きな古民家、お茶畑に囲まれ、美しい棚田が広がる、宿からの眺望は抜群、日本の里山をイメージするにはロケーションとして最高、あと星空・農作業応援隊としての地域の相互協力活動や隣のニコニコしているおじいちゃんおばあちゃんの存在、地域に根差した宿・一人旅・カップル・家族、イベントなどなんでも使えます・あとは家主がユルイ、元世界放浪者。これを色んなツールでPRすることです。 また、うちのホームページは友人の中から内川さんというプロのデザイナーとしてやってる方に依頼しました。ホームページは時間をかければ素人である自分でもできると思うけれど、ネットで目立つことが何よりも大事だと思い、プロの方にカッコいい奴を作ってほしく、ちゃんと資金を投資してよいものを作ってもらいました。結果、そうしてよかったと思います。うちのホームページはかなり評判がよいそうです。 あ、ホームページのクオリティと宿主のクオリティがミスマッチなのはどうかお許しください。
虎の巻、その弐、Booking.comやAirBnBなど外国人旅行者が利用するサイトが割合として大きい
シェアリングエコノミーや民泊など時代の流れにより、こういったツールが勢いを持っています。はっきり言って天空の茶屋敷がこんなロケーションにありながらも地道に集客できているのはこれらのおかげだと思います。特にAirBnBが流行る少し前・・・もし開業が2年くらい早かったら宿業として成り立っていないんじゃないかと思います、そういう意味では運よく時代の波に乗ることができました。それから、客としてはうちでいえば外国人が半分くらいです、収益面で考えると外国人のほうがお金を落とすし長期滞在していってくれる傾向にあります。これからの時代、辺鄙なところでゲストハウスをやる場合、英語は必須になるんじゃないかと思います。
虎の巻、その参、Imstagram, Twitter, Facebook, Blogは基本中の基本
正直言って僕もちゃんと活用できてると偉そうに言えないですが、取り合えず更新頑張ってます。誰が見てるか本当にわからないものでいきなり誰かからメッセージもらったりもしますし、こちらからもちょくちょくフォロワーの多い旅人さんに絡んだりしています。ゲストハウス宿主はSNSやブログで遊ぶのも大切な仕事です。あとは検索に引っ掛かってもらいやすくするように日々勉強していろいろ自分なりに試行錯誤しています。ちなみに、僕のFB,Instgram,Twitter,のフォロワーなど、全部合わせたつながりは重複しているので正確には言えないですが、推定4000人くらいじゃないかなと思ってます。僕の発信力はこんなもんですが、イベントなどを立ち上げてこの方たちにシェアをお願いすれば発信力は何倍の力も発揮します。残念ながらSNSは僕にとって、とても大切な遊び(仕事?)となってしまいました。 虎の巻、その肆、何より口コミが大事、人にナイスでいよう!
来てくれたお客さんだけじゃなく、地域の人、色んなところで出会う人、どこで誰がお客さんを紹介してくれるかわかりません。まあゲストハウスとか関係なく事業主として基本中の基本ですね。『ありがとう』と『ごめんなさい』は言える大人でいましょう(これが言えない大人、結構多いと思います)
虎の巻、その伍、無料で乗せれるサイトは全部乗せる
トリップアドバイザー、ミツバチ、Wikitravel、ひげむぅ、Footprintなど
虎の巻、その陸、取材や講演会は絶対に断らない
とある福岡で国際交流などの講演会に出たとき、そこから4人ほどお客さんとして来てくれたことがあります。謝礼の多い少ないに関係なく、絶対に断らないようにしてます。
虎の巻、その漆、オフシーズンは無料でもなんでもいいから泊めてあげる
どうしても集客ができないとき、カウチサーフィンでも友人でもなんでもいいので無料で泊まってもらいましょう。そしてレビューを書いてもらったり、お手伝いをしてもらいましょう。何よりもそこを活性化するためには売り上げうんぬんよりも人に来てもらう流れを作ることが大事だとおもいます、人の精気があれば自然と人は入ります。売り上げはきっと後からついてきます。
虎の巻、その捌、旅をしよう。
よりよいゲストハウスをつくるためのアイデアを得たり、ネタ作りだったり、見聞を広めるための研修また、遠くのゲストハウスに泊まりにいってお金を落とす。そしてそこの宿主と仲良くなる、そうすればそちらの宿からウチへ紹介してくれたりして、そこに落としお金が帰ってきます。つまり僕はおそらく九州中のゲストハウスは泊まり放題みたいなものです。(まあ普通に言えばこれは営業という仕事してるようなものですが) 📷
福岡のガクブチというゲストハウスの女将のわーちゃん、そしてスーパーリピーターの川村さん
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プロミュージシャンのルルちゃん、そしてテレビにでている有名人の高橋礼子さんも来てくれました まとめ
1、コンセプトをしっかり伝える
2、Booking.comとAirBnBは重要
3、Twitter, Instagram, Facebook, blogは基本
4、何より口コミが重要、人にナイスでいよう
5、無料で乗せれるサイトは全部乗せる
6、取材や講演会は絶対に断らない
7、どうしても集客できないなら無料でもモニターでも誰でもいいから泊まってもらう
8、旅をしよう と、偉そうにまとめてみましたが僕はまだまだ2年目のペーペーです。SEO対策とか勉強中です。
他にも思いついたら後から少しいじって更新します。 また、ほかにも何かいいアイデアがあるよ、という方どうぞ気楽にメッセージ頂ければ嬉しいです。
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