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執筆者の写真 Jiro Sakamoto

第5話、かっこつけてハーレーにまたがり、調子に乗ってアメリカ大陸を優雅に走り回っていたら事故って危険な目にあった話

ハワイに一か月ほど滞在した後はアメリカ本土に飛んだ。

シカゴで待ち合わせしていた友人のユウさんと合流し、一緒にレンタカーをしてルート66を横断した。 (シカゴからL.Aまで)

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GWで休暇のみで来ていた友人だったのでそのままL.Aより日本へ帰国していき、再び一人になる。

そこで夢だったうちの一つをやってみようというノリになった、

『ハーレーダビッドソンでアメリカ大陸を乗り回してみたい』 (なんとまあ、Commercializedな夢なことか・・・今思えばちょっぴりどころかかなりダサいと思うけど、24歳、若い時はまあそんなもんでしょ?!)

自分は自動二輪免許のみなので大型は基本乗ってはいけないんだけど、国際免許は持ってきていて、アメリカには中型と大型の識別はなく、試しにその持ってる免許をバイク屋でみせてみたらレンタルできてしまった (本当はだめですよ)

沖縄で乗ってたバイクは当時はやりのビックスクーターだったので、ギアのバイクに乗るのなんて久しぶり。

もう一つ言えば、知らない土地であって慣れてない右側車線。

今だったらそんな無謀なことは絶対やらないけど、そこらへんのリミットがぶっ飛んでいた当時はイケイケどんどんだった。 まあ死んだらごめんくらいに思っていた。守るものがない若者は怖いもの知らずだ。

バイクレンタルショップにてハーレーをレンタル。結構高かったけど夢の一つだったからそれは惜しまない。

ルート66後半のフラッグスタッフくらいから一緒に来ていたエイコちゃんとJeff君にバイク屋まで見送りに来てもらい。 そこで彼らと別れて再び一人旅再会。

目指すは砂漠の真ん中のラスベガス

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(おお~~~今、アメリカをハーレーで走ってんだよなぁ。こいつはめちゃくちゃ渋い。いちいちギアチェンジでバチンバチンうるさいわエンジン音も「ドドドドドドドッ」て、やたらでかいし かっこいい、かっこよすぎるぜ俺!!!と、バイクに乗るといつも通りナルシストになっていた)

しかしラスベガスは遠い・・・・230マイル????

疲れるなぁ・・・

休憩中にeikoとjeffからもらった手紙を読んで元気になり、走ること七時間、ようやく到着!!!それが夜中の11時・・・ 予定よりかなり遅いじゃないか・・・・

なんとかラスベガスが見えてきた。 真っ暗な砂漠の闇の中を走り、丘を越えたときに見た夜景の海、この時の感動は今までの旅の中でもトップ10に入っていると思う。

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欲望と妖絶さとエロさが渦巻く大リゾート・・・ラスベガスに。

そこで一泊し、記念に、試しにカジノに行くとすぐに100ドル無くなって・・・。 (しかしそこでちゃんと損切してやめきるところあたりは我ながらほめてあげたい)

そして次の日はそのままハーレーで荒れた大地を走り

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グランドキャニオンへ到着・・・・感動!!

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その帰り道、慣れたころに事件は起きた。 なんと、無事にL.Aにかえって来た時に、ギアの切り返しミスでバランスを崩してしまい、高速道路の真ん中に身を投げ出してしまった、そのままバイクも負傷。

そこまでスピードが出てるポイントではなかったので、とりあえず周りの車も全部止まってくれて・・・

『おいお前、大丈夫か?』とほかのドライバーに心配される。

痛かったけど、なんとか立ち上がる。

体だけは頑丈だったこともあり、(当時は特に自信過剰だったから)、だけど下半身はズボンが大きく敗れて血だらけだ。 まあこのくらいの傷なら大丈夫だろう・・・

近くの止まれるところで水道で止血できたあとは、ゆっくりゆっくり走りレンタルショップまで持って帰る。

結局、自分が痛いだけじゃなく、修理代も高くついてしまった。

あまり調子に乗ると事故る。 慣れたときが一番危険である。

この日はたくさんのことを勉強させていただいた。

・・・・・・・・・

一つ賢くなったところで、そのまま負傷した傷も癒えない状態でカナダワーホリをとってることもありバンクーバーまで向かうことにした。

📷 ※道中立ち寄ったサンフランシスコでやたらからんできたゲイのおっさん。 日本人女子は世界中どこ行ってもモテるといわれますが、日本の男子も結構ゲイにはモテます。

📷 ※そしてそこのゴールデンゲートブリッジで記念写真を撮っていた別のゲイ



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